人間が子供から大人になるには『もう一人の自分』をつくること。
もう一人の自分=『喜び』と『感謝』する心の健康な自分である。
イマニエル・カントは大哲学者だ。
しかし実はドイツ生まれで背中にこぶがあり胸の乳首には肉が盛り上がり、
呼吸も135回と早く『辛い』『苦しい』と生きていたそうだ。
両親も不治の病だから直らないと諦めていたとき、巡回の医者がやってきた。
医者は「『辛い苦しいだろう。』とカントに呼びかけ、
それをいくら口に出していっても両親が苦しむだけで痛みは消えない。
君の身体は治らないが、『心は大丈夫だ』
心まで病んでないから、君の口から『喜び』と『感謝』の言葉を出す、
「『もう一人の自分』心の健康な自分を大切にしなさい。」といった。
もし私に医者が同じことを言ったとしたら、
「自分も同じ身体にならないと解るものか」と跳ね飛ばすだろうが、
カントは素直に医者の言うこと受け入れた。
本当に幸せはどこにあるのでしょうか?自分の中それとも外?
私は『自分の心の中にある』と思う。
当たり前のことに『感謝』し、当たり前のことを『喜ぶ』
決して、自分の不幸な身体や、生い立ちのせいにしない。
まして他人のせいや社会環境のせいにしない。
いくら自分の以外の人や環境に不平不満を持っても、
外の人や環境が勝手に変わるわけがない。
自分で変えていく以外に!
もし自分で変えていくなら『喜び』と『感謝』の、
心の健康な『もう一人の自分』に変革してもらうことだ。
仕事も人生も「続ける」ことが大事だ。
いい換えると『生きる』ことそのものだ。
事業も同じだ。
『続ける』とは『いつも変化し続けることだ』
イマニエル・カントは『もう一人の自分』に気づき人類に功績を残した。
私はカントのような大それた人間でないことはわかってるが、
『もう一人の自分』を時々忘れてしまう。有意注意だ、生まれつきの自分に!
みなさんはもう一人の自分忘れませんか?